空自のT-4後継の次期練習機は日米共同開発になるらしい。
日経、産経からも後追い記事が出たので、まったくのデマではなかろう。
ただ、現状はあまりに不明瞭である。
・米空軍では老朽化著しいT-38をずるずる後回しにした挙句、空中分解事故を起こした末にようやく選定したT-7という立派な次期練習機があり、納入が始まったところ。ただし、最近はボーイング社が不祥事を連発しており、炎上気味である。
・米国では追加的に米空軍がTAA用の練習機の取得(T-7以外となるという話も)、米海軍の次期練習機取得という話もある。が、空自としてはTAAにのみ割り振った期待は使いづらそう。
・T-7を外すとしても、T-50という選択肢がある。
・全くの新規から開発となると、スピード感的に間に合わなさそう。
今一度、毎日の記事の情報から類推するとすると
・生産コストを追求→T-7が最適解
・TAA→T-7にコミットしている以上、最も素直なのはT-7ベースでは
・共同開発と言っている→今からT-7自体の開発に相乗りするのは無理そう
色々と不満があれども、スケジュールから調達計画のやりなおしはし難く、やはりT-7を軸とした話になるのではないか。
個人的にあり得そうなのが、結局T-7に空自も相乗り。TAAなりなんなりの追加開発に日本も一部参加し、買わされている感を軽減する。。みたいな決着なのではないかと思っている。4/10に岸田総理が米国訪問する際に答え合わせされるだろう。